桜ヶ丘陶芸倶楽部 SAKURAGAOKA TOUGEI CLUB

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こちらでは、講師、当HPのスタッフなどが定期的にダイアリーを更新していきます。日々のちょっとした出来事、嬉しいこと、気になるもの・・・などなどを楽しく報告していきたいと思っています。
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’12.7.17 新潟の旅2 美しき水田   [金澤]



早めに入った一日目の宿で温泉に入った後、夕食の時間までの間、弥彦山までドライブをした。山頂から日没を見るためだ。眼下に日本海、そして反対側は水田。広々した新潟の地を感じることが出来た。
次の日も、まずは水田を目指す。『夏井のはざ木』、一面の水田とはざ木は、今まで見たことの無い田んぼの風景だった。朝の清々しさと一緒に感動した。田んぼのあぜ道のはざ木は、秋には、刈り取った稲をかけるのに使うようだ。その風景も是非見てみたいと思った。
シーサイドラインをドライブの途中、コシヒカリを使ったビールを発見。運転手として同行している娘はすかさず試飲セットを注文してご満悦。結局、私が運転することになる。
コースは柏崎を過ぎてから山道に入った。外はすっかり夏の暑さなのに、山の陰には雪が残っている。何だか不思議。そして、米どころならではの、ほんとに狭いところにも水田がある。棚田の名所はあちこちにあるようだが、絶景ポイントの『星峠の棚田』に向かった。朝もやの風景が見どころだそうだが、どうしても無理そうなので、夕刻の棚田見物となった。
日本の風景、捨てたものでは無い。素晴らしい。水田に向けて、カメラのシャッターを押しっぱなしの旅になった。この感動は、地元の方たちには理解できないでしょうね。
夕食の宿のご飯を楽しみに、すっかり日が落ちた山道を宿を目指して急いだ。
’12.6.20 新潟の旅1 穴窯窯出し   [金澤]




5月の連休に、新潟の陶芸教室「土夢」の皆さんが焼いてくれた穴窯作品の窯出しをしに、新潟に行ってきました。
仕事の都合で早朝に新潟入り。冬には白鳥が飛来するという佐潟で朝日を眺め、温泉で朝風呂に入り、畑の真ん中にある穴窯へ。

午前9時、皆が集まり窯の焚口が開けられました。次々と出される作品を運びながら、我が陶芸教室の人達の作品67点をかき集めるのに必死で、結局、あまりお手伝いにはなりませんでした。作品の焼き上がりは、火もよく通り、全体にいい出来だったと思います。
窯出しをしている一方では、大きな鯛2尾の塩釜作り。「初めて作る」という言葉に、「このまま、お刺身で食べたほうがいいのでは」との声もある中、卵白を合わせた塩で固め、アルミホイルで包まれた鯛がかまどに乗せられました。
作品の窯出しも終わり、落ち着いた頃、鯛の塩釜も出来上がり、皆が見守る中、塩が割られ、美味しそうな鯛の姿が表れました。そこに素早く箸の嵐。四方八方から箸が伸び、あっと言う間に骨になっていました。ホクホクして美味しかったです。
薪の準備から、窯詰め、5日間昼夜焼き続ける窯焚きなど、大変なところを全部お任せで作品を焼いていただき、こんなご馳走にありつけるなんて、申し訳ないかぎりです。
ひとつ心残りは、出していただいたちまきを食べそびれてしまったことです。車の中で、「貰ってくるのを忘れた」と思ったのも時遅し、後でガイドブックを見ていたら、新潟の名物だったようです。折角用意してくださったのに申し訳なかったと思いました。

荷物をぎっしり乗せ、私たち東京組は、ここから新潟を楽しむ旅が始まりました。
’12.3.5 寒い冬   [金澤]


この冬は、ほんとに寒かった。
パソコン画面に、多摩市の気温が表示されるようにしてあるが、マイナス気温を表示することがよくあった。私の見る限りでは、マイナス6度を表示したことがあるが、「うそー、そこまで寒くないでしょ」と、一人でツッコミを入れている。(多摩市の山の上の方は、ここまで寒くなってるのだろうか)

しかし、寒くても、雪が降っても、梅は花を開き、沈丁花の芽も膨らみ、春は確かに近づいている。
今日は雨、一雨ごとに暖かくなって行くのでしょう。